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京都工場保健会 環境保健部 作業環境測定・計量証明

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環境保健だより

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創健4月号記載記事(2010年4月号)
代謝物 分析制度管理(評価A」

 平成21年度(第23回)も労働衛生検査(鉛・有機溶剤に係る生体試料検査)に関する精度管理調査に参加し、昨年に続いて「評価A」の結果を得ましたので報告をします。
 この精度管理調査は?全国労働衛生団体連合会(以下全衛連と略します)が平成元年度から厚生労働省の委託を受けて、信頼性の高い優良な健康診断機関の育成を図ることを目的に実施されています。調査の概要は、全衛連から年1回、血液中鉛・尿中デルタアミノレブリン酸・尿中馬尿酸・尿中メチル馬尿酸・尿中マンデル酸・尿中総三塩化物・尿中三塩化酢酸・尿中2,5-ヘキサンジオンの8項目の検査の全部もしくは一部を自施設で行っている機関に精度管理試料(ブラインドサンプル)が送付されます。精度管理試料を受け取った各機関はそれぞれの検査を実施し、その検査結果を全衛連に報告します。集まったデータを全衛連内に設置されている労働衛生検査専門委員会が集計し、それを基に各機関を評価することになっています。

 環境保健部では平成元年の法改正によってこれらの8項目の検査が義務化されて以来、全項目の測定を自施設で実施しています。なお尿中NNジメチルホルムアミドと赤血球遊離プロトポルフィリンの検査はこの精度管理調査からは除外されています(この2項目も自施設で検査しています)。
 
 平成21年度(第23回)労働衛生検査(鉛・有機溶剤に係る生体試料検査)に関する精度管理調査の当会の結果と評価は、8項目の平均が98.0(満点100点)で【評価A】(技術的に良好でこの状態を維持する努力をして欲しい)に該当しました。 
 
 現在、これらの労働衛生検査は外部の検査センターや分析機関にて実施する委託化が進み、現時点では平成21年度の詳細な集計が手元にないため、平成20年度集計を引用しますが、平成20年度参加機関施設数342の中で296機関が全項目を外部委託し、残りの46機関が8項目の全部もしくは一部を自施設で測定を行っています。全項目の外部委託率は86.5%となっています。一方、受託外部機関数は22機関で、その中の4社の大きな検査センターが全体の80%を受託しています。
 したがいまして国内の労働衛生検査の多くがこの4社によって実施されていることになります。
 当会はこの4社に劣らない精度の維持・向上と迅速な結果報告を行い、さらに総合労働衛生機関としての特徴を発揮し、労働衛生の3管理(健康管理、作業環境管理、作業管理)に要求される事項に的確に対応することが必要と考えます。
                            環境保健課  福井 良成